恵比寿笑いという名前を聞くと、なんだか縁起が良さそうに感じます。
でも実物を見ると、なかなかクセの強い見た目。
丸くて低くて、地面にへばりつくような姿です。
最初に見たとき、正直こう思いました。
これはどう育つのが正解なんだろう、と思います
グラキリスとも違うし、アガベともまったく違う。
そのよく分からなさが逆に気になって、育て始めました。
恵比寿笑いを調べると、パキポディウム全般の情報はたくさん出てきます。
日光が好き。
寒さに弱い。
水は控えめ。
このあたりはだいたい共通です。
でも、実際に育てて感じたのは、恵比寿笑いはとにかく低く広がるということ。
ここがグラキリスとの一番の違いだと思います。
最初に悩んだのは置き場所でした。
一般的には日光をしっかりと書かれているので、南向きの窓際に置きました。
ただ、恵比寿笑いは背が低いぶん、直射日光がダイレクトに当たります。
その結果、少し葉焼けさせてしまいました。
そこから置き場所を見直しました。
今は、春から秋は屋外の明るい半日陰。
真夏は直射日光は短時間だけ。
冬は室内の明るい場所。
この管理で落ち着いています。
グラキリスほど強い光を当てなくても大丈夫。
恵比寿笑いは、日差しに対して少し慎重な性格だと感じています。
温度管理についても、最初はかなり身構えました。
寒さに弱い。
十度以下注意。
加温推奨。
そんな情報を見て、正直かなりビビりました。
でも実際にやっていることは、とてもシンプルです。
冬は室内管理。
人が普通に過ごせる部屋に置く。
窓際からは少し離す。
これだけです。
恵比寿笑いは冬に成長しないので、水をかなり控えることで低温のリスクを減らしています。
無理に育てない。
これが一番効きました。
水やりでは、はっきり失敗した経験があります。
見た目が丸くてぷっくりしているので、つい安心して水をあげてしまいました。
その結果、塊根がブヨっとして、全体の締まりがなくなりました。
完全に水のあげすぎです。
恵比寿笑いは、見た目に反してかなり乾燥寄りの植物でした。
今の水やりルールはかなり割り切っています。
完全に乾くまで水はあげない。
鉢が軽くなってから。
あげるときは一気に。
グラキリス以上に、迷ったらあげないを徹底しています。
育てていて一番安心したのは、恵比寿笑いは動かないのが普通だと分かったことです。
夏でも動きは少なく、冬はほぼ変化なし。
でも、それで正常です。
グラキリスのように葉がワサワサ動かなくても、まったく問題ありません。
一年育てて感じた恵比寿笑いの性格は、慎重で無口で、構われすぎるのが苦手。
放っておくと安定する。
構いすぎると調子を崩す。
かなり扱いがシンプルな植物でした。
他の塊根植物と比べて思うのは、恵比寿笑いは派手な成長はしないということ。
管理はかなり控えめ。
じわじわ良くなるタイプです。
グラキリスのような育てている感とは違って、静かに完成していく植物。
この落ち着きは、大人の趣味としてちょうどいいなと感じています。
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